分配器の入出力はしっかり確認してから接続を!!!(逆接続の影響とその要因を解説)

前回の更新からまた一段と更新間隔が開いてしまいました。。。


しかし、今回は私のことは置いといて、


以前の記事にいただいたコメントへのアンサーをしたいと思います。


その記事はコチラ


アンサーの内容はタイトル通り。


括弧内の部分ですね。


タイトルの前半部分は業者へのメッセージですね。


以前の記事をみていただいた方にはお分かりですが、


テレビの電波障害の原因が


アンテナコンセント内の分配器の接続方法によるものだと、


すぐに疑うことができる人はあまりいないのでは、と私が思うからですね。




と、前置きはこのくらいにして、


そろそろ本題に移ろうと思います。


まず分配器の入出力逆接続の影響についてですが、


基本的にその分配器から直接信号を得るテレビだけが


映りが悪くなる(信号が減衰する)ようです。




そしてその理論なんですが、


分配器の中身を知れば割と納得できました。


まずは正常な分配器の接続図を。
画像



基本的には入力から来た信号は、分配器の回路を通って、


他のコンセントへ行く出力1と、


分配器直下のアンテナコンセントからテレビへとつながる出力2に分岐しています。




一方入力と出力1を入れ替えてみると・・・
画像

まぁ、こうなりますよね。


作図を端折ったためちょっとわかりづらいかもしれませんが、


入力から出力1までの経路は、


入出力を入れ替えても分配器の回路図を逆方向に通るだけですが、


入力と出力2の場合は経路が全く変わってしまいますよね。


これが決定的な要因でしょう。




少し難しい話をしますと、


一つのアンテナから分岐して様々なテレビを接続できるようにする場合、


つまり現代では圧倒的大多数の家庭において、


すべてのテレビで十分な信号を得られるようにしなければなりません。


それがなぜ簡単にいかないかと言いますと、


テレビによってインピーダンスが異なるからであり、


その影響を極力減らすために分配器というものがあるようなのです。


単なる配線の分岐点ではないんですね。




もう一歩踏み込みますと、


回路図の右側の分岐点にはコイルがついているようで、


そのため逆接続時の入力から出力2への経路には


アンテナ線の途中にわざわざ抵抗を取り付けたような状態となり、


信号が減衰していると思われます。




しかし実際には分配器の回路もさまざまで、


信号の減衰率も様々となりそうです。


アンテナの信号は周波数成分にのせられており、


それが分配器の内部回路の中で分岐したり、


コイルやコンデンサによってそれぞれ周波数成分を変化されたりして、


最終的に二つの出力の周波数成分を極力均一化させるような、


計算されたパラメータをもつ回路の経路をばらばらにしたら、


良い結果が得られるなんて想像は全くできませんよね。




しかしどんなに計算しても、


すべての異なる条件で結果を均一化することはできないので、


どこかで妥協することになります。


おそらく一般的にはそこまで複雑な回路にはなっていないと思います。


すると例えば大型テレビと小型テレビを2台使っていて、


片方の分配器が逆接続されていたときに、


偶然影響が出ないかもしれません。


また地デジの場合あるレベルを下回ると急にノイズが現れたりするので、


今までは全くアンテナレベルのことなど気にもしなかったのに、


テレビを変えてみたら急にノイズが出るようになった。


なんてことも万が一あるかもしれませんね。


私のように、極力業者に頼りたくない人は、


かなり悩まされることになるかもしれません。


建物内部の配線の不良かと思って最終手段で業者に頼んだら、


単なる配線ミスだったとしたら、


それはそれは残念でしょう。


いずれにせよ逆接続してメリットはないと思うので、


業者の方はぜひ間違えないようにお願いいします。





一番やさしい・一番くわしい 完全図解 電気回路
日本実業出版社
大浜 庄司

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 一番やさしい・一番くわしい 完全図解 電気回路 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック